Juniperberryのブログ

アラサーでメンタルを患った私の、治療と気持ちの記録です

初めての精神科入院 来院→病棟に入る

昨日から入院しました。

初めて、精神科専門の病院への入院です。


子どもの頃も含めると何度か入院したことはありますが、精神科は他の急性期の病棟と規則や雰囲気も違い、変にアドレナリンも出たのか、最近辛かった気分の落ち込みは意外と出ていません。

以前取材した緩和ケア病棟を思い出す、独特の空気です。これは後日、私の感想を書きます。


初日、病棟に入るまでのことを書いておきます。

朝は9:30に病院に行き、持参薬のチェックや身長体重測定を経て、外来の医師の診察を受け、入院手続き。


連休中ということもあり、病棟の主治医はお休み、外来の医師の診察でした。

今一番苦しいこと、自殺願望は出るか、どんな治療を受けたいか。付き添った親には、子どもの頃の発育などの質問がされました。色々バーっと喋ってしまったので、よく覚えていません。


この問診により、散歩していいか、精神科以外の薬や持ち物の管理を自己責任にできるか、など医師が判断するようです。

私は近くのコンビニまで一人で散歩OKとなりましたが、コロナ対策で入院から2週間は個室から出ないで過ごすようにとのことでした。

持ち込んだクリニックの処方薬が見直され、連休中の投薬をしてくれました。その後の投薬は、病棟の主治医がしてくれるそうです。

あまり自分が飲んでいる薬を理解していなくて、、、抗鬱剤が3種類出ていたらしく、双極性障害の鬱に効く薬というのに変更になりました。


そのあと、心電図とレントゲン。

諸手続きが終わると病棟に案内されます。

この病院も、いわゆる閉鎖病棟と聞いていたのでドキドキしましたが、各階の病棟の入り口が施錠されているだけで、私の症状では個室は施錠なしとのことでした。

私の病棟は鬱病患者がメインのところですが、ぐるっと見た感じ、大部屋も個室も施錠されている感じはないかなと。


ところで、付き添いの親は施錠扉の前で待機。(コロナ対応)

というか、もうバイバイでいいんじゃないか?と思ったら、待たせる意味がありました。


病室に入ると、看護師2人がかりで荷物をチェックされます。

ホントに全部。下着を入れた袋もひっくり返され、細々したポーチの中、手荷物のバッグの中も一つ残らず。

結果、ベルトや針金ハンガー、延長コード、アロマオイルのめっちゃ小さい瓶などはNG。長期入院が不安で色々持ち込んだので、覚えてないけど、他にも色々NG。


荷物チェックが終わったところで、ベテラン看護師さんに優しく、死にたいと思うことあるの?と聞かれました。

死にたくなる時はあるけど、病気のせいだと理解しているので、行動にはうつさないようにしています。と答えました。

なるほど。要は、自殺に使える長物や刃物、ガラスはダメってことのようです。

このNGのものたちを親に渡して、バイバイするというわけでした。


ちなみに、携帯の充電器と寒さ対策のストールは一回ナースステーション預かりになりましたが、「そういうことに使わない、という約束で」と一言ついて返却されました。

医師の判断によっては、携帯自体がナースステーション預かりになる方もいるそうです。


ここで今日は一旦中断します。

この荷物検査が、心構えなしに行われて、それも結構な勢いだったので参りました。が、とりあえず病室には入れました。